せっかく家庭教師についても、残念ながらどうしても成績が上がらないことはあります。
学校や塾の場合、指導する生徒数が多い為に、大多数の生徒が「良い先生」と言う先生が優れた教師、と言うことになってしまいがちですが、家庭教師ですと、生徒は1人だけなので、その判断はちょっと難しくなってきます。
家庭教師にも当たり外れがあることは否定できない事実ですし、1対1であるだけに外れてしまうと精神的にも落ち込んでしまいます。
ではどういった家庭教師が「良い家庭教師」だと言えるのでしょう。
最も重要なことは家庭教師と指導を受ける生徒との相性です。
この家庭教師との相性が合わなければ、どんなに優れた実績を誇る家庭教師であっても、それは間違った家庭教師を選んでしまったことになるのです。
この相性を見るときに1つの判断の目安になるのが、家庭教師自身が生徒をよく見ているかどうかと言うことです。
成績だけでなく性格や行動をよく理解してくれれば、そして理解しようと努力をして、生徒の行動に注意を払って気を配ってくれる家庭教師ならば、まず生徒との相性の心配は不要になってくるでしょう。
次に大切なことは、有名大学出身の教師が必ずしも優秀な家庭教師だとは限らない、と言うことです。
スポーツの世界でも一流選手が名指導者であるとは限らないのと同様で、出身大学ばかり気にしていると、子供との相性、と言う最も重要なことを見落としてしまいます。
生徒も含めて徹底的に話し合って、相性の良い、信頼できる家庭教師を選びましょう。